注文住宅なら最新のZEHモデルについて知っておこう

ソーラーパネルZEHモデルとは何か、注文住宅で家を作ろうとしていると登場することがあるけれど、これを知っておけば最新情報を入手している人であるといっても過言ではありません。そもそもZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称になるもの、使うエネルギーを減らして自家発電を行い自給自足が可能な家を意味するものです。この中で使うエネルギーを減らす効果を期待できるのが高断熱化および高効率設備による省エネ、自家発電は文字通り太陽光発電システムを活用した電力供給といったものとなります。

最新といえるZEHモデルは、省エネと太陽光発電システムによる創エネ、この2つを組み合わせた家づくりを意味するもので、年間の一次エネルギーの消費量が正味(ネット)ゼロ以下になる家です。使用する電気量は、家族の規模やライフスタイルなどにより変わって来るものです。家族が多い場合にはそれぞれが電気を使うので毎月の使用量が多くなりますが、仮に日中誰もいない家庭などでは日中家にいることが多い家庭よりも使用する電気量は少なくなるのが一般的です。逆に家にいる家族が多い場合には、エアコンやテレビなど使用することが多いため電気量は多くなりますが、太陽光発電システムを導入していることで日中の電化製品はすべて太陽光発電を使って作り出された電気を使えるメリットもあるわけです。

太陽光発電は環境に優しい発電システム、温室効果ガスを削減できるなど空気を汚すことなく快適な住まいを提供してくれる設備です。日本政府は2014年度にエネルギー基本計画を閣議決定し2020年度には標準的な新築住宅を目指す、2030年度までには新築住宅の平均でZEHの実現を目指すことを掲げました。これにより、これから作る注文住宅をZEHモデル仕様にすることは地球環境の中でも温室効果ガス削減に貢献ができる、資源を無駄にしないなどのメリットに繋げてくれます。さらに、2030年度には大半の注文住宅がZEHモデルになるなど当たり前の時代がやって来るのではないか、このような予測もできるため最新のZEHモデルを知っておくことはこれらの家づくりには欠かすことができない存在になって来ます。

なお、省エネと聞くと電気を節約するなどのイメージを持つ人も多いかと思われますが、節約して快適ではない家では困ります。最新のZEHモデルによる注文住宅は、電気を作り出すシステムと暖房や冷房効率をアップする構造などを持つ省エネ効果を期待できる家を意味するもので、快適で健康的な暮らしを実現します。

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